蟻道!?シロアリ点検、調査の重要ポイントの1つです

 

蟻道を作るために、シロアリは土を掘るわけではない

 

 

蟻道はシロアリ点検、調査をするときの重要ポイントの1つです。

基礎の外周や、ベタ基礎だと水抜きや配管類の貫通部分、勝手口のコンクリ部分、玄関サッシの周辺を点検したあと、床下にもぐってまず気を付けるのが蟻道です。

 

蟻道は、実はシロアリが土中で営巣するために、穴(トンネル)を掘った時にでる余剰の土です。
掘って邪魔になった土は、基本的には地上に持ってくるしかありません。

 

そしてたまたまそこに基礎があったりすると、そのままそこへ積み上げていって、今度は基礎伝いに余剰の土でトンネルを作って行きます。(巣の拡大のため)

意外と勘違いしているシロアリ業者が多いですが、蟻道を作るために土を掘って来るわけではないのです。

シロアリがトンネルを掘ったり、地上に作ったりするのは、巣の拡大や、エサを求めている場合が多いです。

 

決して土の中にいる時から、基礎の上の木材を嗅ぎ付けているわけではありません。
シロアリにはそんな嗅覚もありませんし、実は働きアリ(職蟻)には視覚もありません。
ですから、蟻道を作りながら基礎を上がって行って、大引や根太などの木材に、あと数センチというところまで近づいて、ようやく木材の存在に気付く程度です。

 

そして蟻道の規模(幅やら本数やら、土の量やら)に比例して、その集団の活動も活発であると言えます。
土をたくさん掘っているということは、それだけシロアリの数が多いので、巣も拡大しなければならず、また先述のとおり、エサも必要になるからです。
だから土がたくさん出ます。

 

というわけで、能力のあるシロアリ業者は、もし蟻道があれば、蟻道を見ればだいたいのシロアリの状態の予想はつくということです。
そして予想がつけば、精度の高い駆除などの対処ができるというものです。

 

 

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