シロアリの対策 イエシロアリとヤマトシロアリ

シロアリの対策 イエシロアリとヤマトシロアリ

 

イエシロアリの対策|こいつらはヤバい

 

<イエシロアリの特徴>

・千葉県あたり以西の太平洋沿岸(北緯35度~36度あたり)、瀬戸内海沿岸、九州、沖縄
※要は北緯35度~36度あたりから南の方です。

・羽蟻(ハネアリ)の群飛は、6月~7月、概ね梅雨時の蒸し暑~い日の夕方が多い。
だいたい1つの組織で2~3万匹レベルの羽蟻が発生し、数回に分けて飛びますので、1回で数千匹レベルで飛びます。。

・ご近所の家など数軒に渡って、本巣と分巣が数か所存在するなど、大規模なネットワーク(巣系)を形成しますので、運の悪い地域ではそれこそご近所レベルで地下から根絶やしにする必要がある場合もあります。
※下の写真はイエシロアリの職蟻です。

 

 

 

 <イエシロアリの被害の状況>

・大規模なネットワーク(巣系)を形成するので、短時間で家屋に大きな被害を与える可能性があります。
最悪の場合(築年数が多い家、作りが丈夫でない家など)、家屋が倒壊する危険もあります。
(イエシロアリの場合、それくらい進行が早いです)

 

 

 

 <イエシロアリの対策>

・ネットワーク(巣系)をきっちり調査して把握したうえで巣の機能を根本的に壊滅させないと、基本的には通常の薬剤散布だけでは駆除は難しいでしょう。

遅効性の非忌避性の薬剤を用いて、巣系の全体を死滅させることは可能であるが、イエシロアリの生態や調査方法、調査結果から総合的に判断できる知見がない業者では厳しいと思われます。

 

※遅効性の非忌避剤を用いる理由は、忌避剤では薬をまいたところには近づかなくなりますが、シロアリは生き続け、薬のないところへ移動するだけですが、非忌避剤を用いれば、薬がシロアリの身体に付着したり、薬が付着した木を巣に帰りますので、巣の中で薬が効力を発揮して、連鎖的にシロアリが死んでいきます。
(シロアリは身体を舐めあったり、糞を食べたりもしますので)

 

 <イエシロアリの予防>

・既にご近所などすぐ近くで巣が確認されている場合は、先述のとおり根本的な駆除が必要です。駆除が困難な場合は、ベイト工法や誘殺などの対策を打って、何とか家の中にシロアリを侵入させないようにしましょう。
※ベイト工法や誘殺とは、巣が近くにあると思われる、例えば家の庭などに、シロアリの好みそうなエサ(ベイト)をわざと埋めて、家の柱ではなくベイトの方に誘い出そうという方法です。もちろんベイトは非忌避性の薬剤です。
※写真のようにケースを土に埋めて、その中にベイト剤を入れてフタをします。そして数週間など一定の期間ごとにシロアリの反応を見ます。

 

・もし巣が遠くにある場合や、調査してもおおよその位置が推定できない場合でも、床下が点検ができる構造にしておくことが肝要です。(家を建てた後で言われても困りますけど。。)
しかしお金はかかりますが、ベイトを家の周りに埋めておいて、床下と併せて定期的に確認するなどの方法はありますので、絶望することはありません。

 

 

ヤマトシロアリの対策|油断はできないが、マシ、、

<ヤマトシロアリの特徴>

・ヤマトシロアリは日本全国、北は北海道の名寄(旭川よりも北)あたりから南は沖縄まで、広く生息しています。

羽蟻(ハネアリ)の群飛は、4月の暖かくなったくらい~5月のGW明けくらいまでで、概ね雨上がり後の午前中が多いようです。
1回で数百匹ていどの羽蟻が飛びます。

・一つの集団は、一定の範囲(組織を形成するシロアリの数など)で分裂(巣分け)したり、逆に融合したりします。
イエシロアリに比べると小規模な巣群を形成しています。

 

 

 <ヤマトシロアリの被害の状況>

ヤマトシロアリはイエシロアリとは異なり、家に甚大な規模の被害を与えることは少ないですが、土台や柱などの重要な部分へチクチクと被害を与えるケースもあります。

 

 

 <ヤマトシロアリの対策>

・家の被害に関わる集団(例えば床下に巣を作っているなど)だけをピンポイントで駆除するのが基本になります。

・活動の範囲が狭いので、薬剤の忌避性に関係なく駆除が可能です。
(イエシロアリのように、わざわざ非忌避剤を用いなくても、直接薬をまけば死滅させられます)

 

 

 <ヤマトシロアリの予防>

・侵入が予想される部分(例えば玄関ポーチなど)に薬剤を巻いての予防は効果的です。

・ヤマトシロアリもイエシロアリと同様に、床下が点検ができる構造にしておくことが肝要です。
それが無理であれば、こちらもベイト剤か、外からでも床下への入り口からでも、まける範囲で薬をまくか、玄関などの内部から柱に穴を空けて薬を注入するという対処になります。

 

 


※本サイトは以下の地域を念頭において記載しています。
また下記の地域は、概ねイエシロアリの心配をしなくてもいい地域です。幸いなことに。


【愛知県】
名古屋市千種区、名古屋市東区、名古屋市北区、名古屋市西区、名古屋市中村区、名古屋市中区、名古屋市昭和区、名古屋市瑞穂区、名古屋市熱田区、名古屋市中川区、名古屋市港区、名古屋市南区、名古屋市守山区、名古屋市緑区、名古屋市名東区、名古屋市天白区、一宮市、瀬戸市、半田市、春日井市、津島市、犬山市、江南市、小牧市、稲沢市、尾張旭市、高浜市、岩倉市、豊明市、日進市、愛西市、清須市、北名古屋市、弥富市、みよし市、あま市、長久手市、西春日井郡豊山町、丹羽郡大口町、丹羽郡扶桑町、海部郡大治町、海部郡蟹江町、海部郡飛島村


【岐阜県】
岐阜市、大垣市、高山市、多治見市、関市、中津川市、美濃市、瑞浪市、羽島市、恵那市、美濃加茂市、土岐市、各務原市、可児市、山県市、瑞穂市、飛騨市、本巣市、郡上市、下呂市、海津市、羽島郡岐南町、羽島郡笠松町、養老郡養老町、不破郡垂井町、不破郡関ケ原町、安八郡神戸町、安八郡輪之内町、安八郡安八町、揖斐郡揖斐川町、揖斐郡大野町、揖斐郡池田町、本巣郡北方町、加茂郡坂祝町、加茂郡富加町、加茂郡川辺町、加茂郡七宗町、加茂郡八百津町、加茂郡白川町、加茂郡東白川村、可児郡御嵩町、大野郡白川村他、岐阜県ほぼ全域

【三重県】
いなべ市、桑名市、桑名郡

 

 

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