シロアリの正しい対策方法は!? 薬剤の使い方が間違っている業者!?

 

シロアリの正しい対策方法は!? 薬剤の使い方が間違っている業者!?

 

床下に薬剤を散布するときに注意すること

 

床下に薬剤を散布する際は、面状ではなく線状で処理すると言うのが、生態を加味した正しいやり方です。床下全体に薬剤を塗布するのではなく、基礎の立ち上がり部に特化して吹き付けるので、ムダな薬剤を使わないので薬剤費用が少なくてすみますし、土壌に与える薬剤の影響も少なくてすみます。

 

ですので面状ではなく線状に散布するのが正しいのです。

露地の床下で土壌処理を線状に行うのは、ヤマトシロアリでは基礎や束石に沿って直下から侵入するからです。

水平方向の幅ではなく縦方向の幅の方が大事です。

 

空中蟻道に対しては?

 

また空中蟻道なるものがあるのですが、それを警戒する場合は基礎の立ち上がりに部に限らず面状に散布するのはダメか?という疑問があります。

 

空中蟻道といっても、ヤマトシロアリでは地面から直接立ち上がって数十センチ上の床組材に到達することはありません。途中で折れてしまいます。

ただ、空気の動かない密閉された範囲では希にそれらしい現象がありますが、これは一旦基礎経由で床組材に侵入してからつららのように垂れ下がって地面と接続するとか、クモの糸などによりすがって立ち上がったものです。
こういう場合は、処理時にシロアリの勢いがわかるので、可能性のある部分だけ個別に考えればいいことです。
あるいは、根がらみ(束同士を連結する材)が地表から数センチの高さだと時々空中蟻道が見られますが、これも駆除時に可能性が疑われた場合だけ根がらみの下を処理すればいいことです。

イエシロアリでは巣の駆除の補助(残蟻対策)としての予防ですので、処理前には空中蟻道はよく見られますが、駆除時には現存の空中蟻道は処理しても、予防としてはあえて処理の必要はありません。
新築予防では敷地内で集めて駆除する仕組みを作ることや、羽アリが多い場所では、羽アリの季節だけの対策がむしろ必要で、床下に薬剤散布は二の次です。

 

ベタ基礎では、やはりシロアリが這い上がりやすい外周部の必要な部分に薬剤処理するか?

 

ベタ基礎での処理ですが、配管がべた基礎を貫通する部分の予防としては、多くの薬剤がそこにとどまるような剤形(固化薬泥やペースト剤)や物理的バリアなどが適しています。ただ、点検可能なら何もしなくてもヤマトシロアリなら対応できます。
べた基礎では、やはりベタ基礎の外周がもっとも侵入の可能性が高い場所ですので、玄関ポーチや勝手口ステップとの接合部は薬剤が必要な部分です。
玄関ポーチなどがベタ基礎と一体打ちならヤマトシロアリでは薬剤は必要ありません。

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